体外受精実績

2005年4月の開院から2019年12月現在までに、2744人の患者さんが体外受精で妊娠出産されています。


1. 最新1年間(2019年1月~2019年12月)の年齢別体外受精実績

 最新1年間(2017年1月~2017年12月)のすべての胚移植あたり年齢別妊娠率


日本産科婦人科学会の「体外受精・胚移植等の臨床実施成績」に登録した当院のデータをわかりやすく表しました。
年齢は治療を実施した時の年齢で、凍結融解胚移植では移植を実施した時の年齢です。
妊娠は胎嚢が確認できた段階で妊娠と判定しています。
当院では凍結胚移植を積極的に行っているため、新鮮胚移植の症例が少なく、新鮮胚移植の妊娠率は低めですが、全ての移植を対象にすると、良好な結果が得られています。
また多胎等のリスクを防ぐため、凍結単一胚移植を積極的に行い、かつ良好な妊娠率を維持しています。

全国の成績も日本産科婦人科学会の登録・調査小委員会報告、データブックより一部を抜粋しましたので参考にしてください。
ART妊娠率・生産率・流産率.pdf



2. 開院から現在まで(2005年4月~2019年12月)の年齢別体外受精実績


 開院から現在まで(2005年4月~2019年12月)のすべての胚移植あたり年齢別妊娠率

 



3. 年別すべての胚移植あたり妊娠率の推移


 2010年以降は毎年40%を上回る良好な成績が得られています。



4. 年別採卵件数と移植件数

 
年々採卵件数、移植件数は増加しています。



5. 年齢別採卵回数累積生産率


当院の年齢別の採卵回数における累積妊娠率で、1回の採卵で妊娠できなくても、採卵を繰り返し行った時に、何回目の採卵でどれだけの方が出産できたかを表しています。
1回目の採卵で出産に至った方は、33歳で約60%、36歳で45%、2回目の採卵を行い出産に至った方は33歳の方で約80%、36歳の方で68%と、あきらめず治療を続けることで妊娠する可能性は高くなりますが、妊娠できない方もいます。年齢は妊娠するために一番大きな障害になり、年齢が高くなると卵の数と質が低下し、良い胚が得られなくなり、妊娠は難しくなります。



6. 年齢別生児獲得までの採卵回数と移植回数


出産された方が、何回目の採卵、何回目の移植で妊娠したかを初回の採卵時の年齢別で表しています。若い方は質の良い卵が多いため、少ない治療回数で妊娠できますが、年齢が高いほど児を得るために治療を繰り返す必要があります。



7. 年齢別1回の採卵あたり採れた卵数と凍結保存できた胚盤胞数


1回目の採卵を凍結保存予定で採卵を実施した周期を対象に、どれだけの数の卵が採れ(獲得卵数)、どれだけの数の胚盤胞が凍結できたか(凍結胚盤胞数)、またどれだけの周期で凍結が実施できたか(凍結実施率)を採卵時の年齢別に表しています。
卵巣刺激にはいくつかの方法があり、患者さんの卵巣状態に応じて選択しますが、1回の採卵あたりの妊娠率を高める為には、複数個の卵を育てることが有効です。当院では複数個の卵を育て、採卵後に胚盤胞で凍結保存を行い、周期を改めて融解胚移植を行う方法を主流に行っており、日本の体外受精の主流にもなってきています。
若い方は、採れる卵、凍結できる卵が多く、妊娠率は高くなり、残った卵で2人目の妊娠も可能になることもこともありますが、年齢が高くなると採れる卵が減り、妊娠率は低くなります。